経営者向けに「マイGPT・Gem終了の対策」というテーマで、AI講義を行いました

経営者向けに「マイGPT・Gem終了の対策」というテーマで、AI講義を行いました

2026年10月14日、約400名の経営者が在籍する「新経営戦略塾」さまの月例AI講義に、講師として登壇しました。今回のテーマは、ChatGPTの「マイGPT」とGeminiの「Gem」が終了することへの対策です。自分用に作っていた方はもちろん、社内や会員、無料特典として配っていた方ほど対応が必要になるため、終了までにやることを使い方のパターン別に整理し、移行の手順を画面共有で実演しました。

3社とも、リンク1本で配る形は残らない

2026年10月上旬時点の各社の発表では、ChatGPTのマイGPTは12月11日に終了し、公式の移行先は「プラグイン」です。GeminiのGemは11月17日から「スキル」への移行が始まります(法人アカウントは2027年3月から)。Claudeの「プロジェクト」は廃止の予定がなく、そのまま使えます。共通しているのは、不特定多数の人がURLの共有だけで使える形は、ChatGPT・Gemini・Claudeのどれにも残らないという点です。期限を過ぎると配ったURLは使えなくなるため、配った方は対応が必要です。

用語の整理:プロジェクト・スキル・プラグイン

移行先の名前は言葉だけでは分かりにくいため、3つの役割をたとえで整理しました。

・プロジェクト=作業部屋。指示文と資料の置き場(Geminiでは「ノートブック」)
・スキル=手順書。仕事のやり方をAIに教えておくもの
・プラグイン=道具箱。スキルと、Gmailなどとの連携をまとめたもの

マイGPTもGemも、中身は「スキル」に引っ越すと考えると分かりやすくなります。

マイGPT・Gem・Claudeのプロジェクトが、それぞれどこへ移るかを示した講義スライド

結論:対策の方向性は、今の状況で変わる

対策は、個人で使っている/社内で共有している(個人プラン・法人プラン)/有料会員に提供している/無料特典として配っている、のどれに当てはまるかで変わります。自分ひとりで使っているなら、指示文と資料をプロジェクトに置き直すか、公式の移行先に移せば十分です。一方で、中身を見せずに大勢に配りたい場合は、費用をかける方法が中心になります。講義では、公式の移行先・プロジェクトの共有・指示文の毎回コピペ・第三者の配布サービス・自前で作る、といった9つの方法を「社内に共有できるか」「誰にでも共有できるか」「会話が見られないか」「中身を隠せるか」「利用料やAPI料金がかかるか」の軸で比べた判断表もお渡ししました。

実演:プロジェクトとプラグインへの移行

画面共有で、マイGPTの指示文と資料をプロジェクトに置き直す手順と、マイGPTを公式のプラグインに移行する手順を、実際に操作しながらお見せしました。移行すると元のマイGPTは編集できなくなるため、先に指示文と添付ファイルを手元に保存しておくことが大切です。

全員共通の手順は3つ

・棚卸し:配った場所と、使っている人数を確認する(10月中)
・中身を保存:指示文と添付ファイルを手元に残す(10月中)
・案内する:関係者に告知する(10〜11月)。期限が来たら旧URLは使えなくなり、自動転送は期待できない

棚卸し・中身を保存・案内する、の3つの手順を示した講義スライド

Gemは11月16日、マイGPTは12月10日までに中身を保存しておくことをおすすめしました。社内での共有か社外への配布か、契約しているプランは何か、によって答えが変わるため、個別のケースは講義後のグループコンサルでご相談に応じています。

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